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新着 TAMM 通信

2024年JEFA 日本・エストニア友好協会TAMM通信1月

     ◆◆◇ 活動報告  ◇◆◆

 

◆◆◇ 2023年度第5回エストニア文化セミナー

 

12月10日、恒例のエストニア料理とクリスマス会が行われました。今年はどんなエストニア料理を作るのか楽しみにしてくださっていた方も多かったと思います。

 

2023年のメニュー

 ビーツとニシンのポテトサラダ Rosolje

 豚肉のマスタード焼き Grillitud sealiha sinepiga

 ザワークラウト  Hapukapsas

 サーモンアキネ Lõhe äkine

 カナッペ各種   Suupisted koos Kilufileedga

 ビーツのそば粥 Tatrapuder punase peediga

 魚のスープ    Kalasupp

 りんごのケーキ Õunakook

 黒パン        Rukkileivad

 

クリスマス会を開始して10年になる今年は、これまでやったレシピの中から評判の良かったもの、定番のものなどを考慮して上記メニューを作成、何度も参加しているベテラン会員と初めて挑戦する参加者2人1組となり、時間内に1品完成させる方法を取りました。エストニアで入手した食材などもあり、テーブルは本格的なエストニア風のおしゃれな料理でいっぱいになりました。

 

ちなみに今年の黒パンは下北沢で入手したラトビアの黒パンでした。

 

第2部からはマルティンソン大使夫妻とエリクソン参事官をお迎えし、和やかな祝宴が始まりました。また、ご家族揃って参加してくださった方々もあり、お子さんたちのかわいい姿は会場をより明るくしてくれました。

 

会場の使用時間も限られていたこともありましたが、お腹いっぱい料理を堪能し、楽しい会話が弾んだ時間はあっという間に過ぎていきました。最後はエリクソン参事官にエストニア語の「モミの木」(Oh, Kuusepuu)を教えていただき合唱し、さらに「きよしこの夜」を英語で歌って閉会としました。

 

閉会後はエリクソン参事官も加わって、参加者の皆さん全員でレンタルキッチンの撤収に当たっていただきましたが、それも含めて皆さんには大いに楽しんでいただけた様子で、準備にあたった役員一同大満足で疲れも忘れて帰途につきました。

 

参加してくださった皆様、ありがとうございました。参加できなかった皆様、来年度にはぜひご一緒に!

 

協会のホームページで当日の模様をご覧いただけます。

http://j-efa.com/news/detail.php?eid=00033

◆◆◇ 北岡顧問エストニア訪問学生に事前学習講演

当協会顧問であり、前在エストニア日本国大使であられた北岡元氏が、エストニアの概要や歴史と合わせて、ご自身のエストニア滞在の体験談を、エストニアを訪問する若い人たちにお話していただきました。

 

当協会事務局に講演依頼があり、昨年10月には内閣府国際社会青年育成事業でエストニアを訪問した青年たちと併せて、来月訪問する浜松工業高校の生徒さんたちに事前学習として北岡顧問にプレゼンテーションしていただきました。訪問前にお話いただけたことで期待値が大きく上がったようです。

 

2月に訪問する皆さんはSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校である浜松工業高校の生徒4名と引率の先生で、生徒さん自身が行先を調べ、各学科の特色を活かした研究活動の計画を立て、「行きたい国」をアピールするコンペティションに優勝し、エストニア訪問が実現しました。当協会事務局では、その活動を応援し、訪問の準備をお手伝いしています。最終的にはプログラミング教育を支援するアプリケーションの開発を行うとのことで、エストニアを体験して、何を持ち帰るか楽しみです。北岡顧問、ありがとうございました。

        ◆◆◇ お知らせ ◇◆◆

◆◆◇ 国際社会青年育成事業のオンライン報告会

先の活動報告に記した、令和5年度国際社会青年育成事業のオンライン報告会が開催されるとの案内をいただきました。エストニアチームの活動報告がありますので、興味のある方は参加してみてはいかがでしょう。申し込みは下記Peatixからになります。

 

以下案内文です。

 

内閣府国際社会青年育成事業は、外国青年と日本青年の議論や交流を通じ、国際社会におけるリーダーシップ力の向上や社会貢献の寄与を主な目的としています。当事業に参加し、エストニア、ドミニカ共和国で学んできた日本の青年が、現地での活動や日本での外国青年との議論・交流について経験談を共有します。国際交流や国際社会でのリーダー育成にご関心のある方は奮ってご参加ください。

 

【報告会概要】

- 開催日時: 2024年2月17日(土)14:00 〜 約2時間

- 場所: オンライン

- 登壇者: 令和5年度国際社会青年育成事業参加者(日本青年)

- 言語: 日本語

- 参加費: 無料

- 定員: なし

(当日の飛び入り参加、一部参加、カメラオフでの参加も歓迎)

 

【詳細・参加方法】

以下のリンクからpeatixのイベントページをご覧ください。

 

INDEX2023事業報告会 (google.com)

https://index2023.peatix.com/

   

◆◆◇ 大阪に日本初、エストニアのお店オープン!

2023年11月17日、北欧のライフスタイルを提案するセレクトショップ 『RUJA+285BLUE  ( ルヤ プラス 285 ブルー) 』 が、大阪・梅田にオープンしました。エストニア専科のリアルショップは日本初です! 

 

オーナーは当協会会員の岩野さん(Yourmarks inc.)、春にはカフェもオープン予定とのこと。大阪地区の皆さん、それ以外の地域の皆さんも大阪に行かれる機会がありましたら、ぜひ立ち寄ってエストニアの雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょう。

        ◆◆◇ トピックス ◇◆◆

◆◆◇ WORLD CLEANUP DAYが国連デーに

エストニアの9人の若者が呼びかけた森林清掃活動に5万人が参加したのが2008年。その活動が世界に広まり、1日で一斉に地球をクリーンアップしようと呼びかけ、WORLD CLENAUP DAYとしてスタートしたのが10年後の2018年。この年すでに180カ国1,800万人という驚異的な数字の参加者が1日でそれぞれの国をクリーンアップしました。

 

しかし、その後の新型コロナウイルスパンデミックで参加者は一気に減少しましたが、参加国は減ることはなく、増え続け、2023年には195カ国1,900万人を超えました。この度、その実績が高く評価され、毎年9月20日が国連デーとして登録されました。

 

日本では当協会がエストニア発祥のグローバルムーブメントとして、2018年の準備段階からエストニア大使館と共に日本展開に向けて主導、協力してきましたが、2022年からはNPO法人WORLD CLEANUP DAY JAPANが主催しています。 

 

詳しくはLDIW本部ホームページで。

エストニア外務省でも公表しています。

 

◆◆◇ 2023年数々の賞を獲得したエストニア映画紹介

2023年のエストニアはサウナ年でしたが、この年のエストニア映画祭優秀作品は、南エストニアのスモークサウナに集まった女性たちの対話のドキュメンタリー映画でした。香港、サンフランシスコやヨーロッパ各地の映画祭にノミネートされ、数多くの最高賞、監督賞を受賞しました。日本で上映されるかどうかは、わかりませんが、海外で視聴した人のレビューも出ていましたので、ご参考まで。

 

脚本・監督 Anna Hints (アンナ・ヒンツ)のデビュー作品、

Savvusanna sõsarad (英タイトル:Smoke Sauna Sisterhood)

ERRニュース

Wikipedia
レビュー

◆◆◇ その他エストニア関連ニュース

エストニア公立学校教師の職場待遇改善と賃金値上げを訴えるストライキは長引きそう

 

1月26日、エストニア第2の都市タルトゥで欧州文化首都(EU Capital of Culture)TARTU2024が始まりました

欧州文化首都 は、EU内の指定都市(特に地方都市)で一年をかけて文化イベントが開催される大掛かりな文化イベントです。エストニアは2011年のタリンに続いて2回目です。

TARTU2024  公式ホームページ

 

エストニアの自律走行車に関心が寄せられています。

 おびひろ氷まつりでMICA雪上実装実験

 奈良県宇陀市が日本人IT人材育成のためにエストニアと連携、CLEVON ACADEMYと留学プログラムを2025年に開始する

 

◆◆◇JEFA30年の軌跡 8  2018-2020

2018年はエストニア共和国独立100周年の記念すべき年でした。17世紀から続いていたロシア最後の王朝ロマノフ朝が1917年にロシア革命によって倒され、ボルシェヴィキがソビエト政権を樹立する間の1918年2月24日に独立を宣言、エストニア共和国が誕生しました。

 

詳しくは駐日エストニア大使館サイトをご覧ください。

 

この年、当協会では、エストニア大使館や当時NHK交響楽団の首席指揮者であったパーヴォ・ヤルヴィ氏と共に、男声合唱のリードでエストニア国歌を歌ったり、秋場敬浩さん、吉岡裕子さんにピアノ演奏をしてもらったり、祝賀ムードいっぱいの独立00周年記念パーティを開催、祝年を迎えました。9月にはNHK交響楽団との共演で、長年待ち焦がれたエストニア国立男声合唱団の来日が実現、その実力でクラシックファンを増やすことができました。

 

そのほか2019年にかけて、静岡と佐久市で開催したカルヨ・ポル展や、カンネル・コンサート、バルト三国建国100周年フェスティバルを開催。 また、ヤーク・レンスメント大使からヴァイノ・レイナルト大使にエストニア大使館が引き継がれ、カイレ・ユルゲンソン大使夫人が文化担当官的に大いに当協会に協力してくださるようになり、文化面でエストニアをアピールする協力体制を組むことができた一年でした。 また、この年は令和天皇即位の礼参列で来日したカリュライド大統領(当時)のツバメ(エストニアの国鳥)の柄のドレスがネットで評判になった年でもあります。

 

2019年は歌と踊りの祭典鑑賞を実施したことも大きな活動でした。

 

2020年2月、ユリ・ラタス首相(当時)が来日、エストニアファンだった故安倍首相などとの会談も成功裡に実現、エストニア大使館主催の独立記念も兼ねた歓迎レセプションには、平井デジタル相(当時)も来席、経済界からも多数招かれ、華やかに開催されましたが、その直後から新型コロナウイルスのニュースが飛び交うようになり、当協会の活動も緊急事態宣言遵守のため三密活動を停止、総会は書面で決議し、エストニア文化セミナーもオンラインで開催するようになっていきました。