2022年7月29日、
レイナルト駐日エストニア大使はエストニア共和国大統領に代わり、当協会名誉会員で合唱指揮者の松原千振氏にテッラ・マリアナ十字勲章を授与しました。
この栄誉ある勲章が授与は、長年に亘るエストニア合唱界への貢献と日本にエストニア音楽を紹介してこられた功績が讃えられたもので、ソ連から独立を回復した1991年以前フィンランドに留学しておられた氏は、留学中からエストニアを度々訪れ、少女合唱団エレルヘイン、ETV少女合唱団、国立男声合唱団やエストニア室内合唱団などエストニアを代表する合唱団の指揮をしてこられました。日本でトルミスなどエストニアの合唱曲がコンクールの自由曲に選ばれるようになったのも、松原氏の多大なる貢献の賜物です。
式典では勲章授与に引き続き、エストニアからリモートで出席していたエレルヘインの元指揮者ティーア・ロイトメ女史、ETV少女合唱団の指揮者アールネ・サルヴェール氏からお祝いの言葉をいただき、松原氏自身が30年以上前に体験した、バルト地域の独立回復運動の機運の高まりや現地の人々の様子などのお話がありました。また、東海メールクワイアと親しく交流していたアンツ・ソーツ氏からもメッセージが届きました。
マエストロ松原千振様、おめでとうございます!
ますますのご活躍を!