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新着 TAMM 通信

◆◆◇2023年 新年のご挨拶◇◆◆

 

謹賀新年

相変わらずコロナ禍は変異しながらつづいており、先行きが見えないのは不安ですが、臨機応変に私たちも対応してゆきましょう。コロナに加え、国際的にもっと厄介なウクライナの問題があってこれまた先行きが見通せません。

そんなときに我が国はG7の議長国や当事者が常任国だと全く機能しない国連の安保理事会の非常任理事国を務めるという難しい立場にあります。こういう時こそ、民間での国際交流が国家の公的な国際行動の下支えとして重要になるものと考えます。幸い我が国とエストニアの間には現在大きな問題はありませんが、EUの中でどんどん成長し重要になってゆく国の人々と主に文化面を通じて交流できることは誇りをもっていいことだと考えます。

 

今年もよろしくお願いいたします。

 

会長 吉野忠彦

 

現在吉野会長以下理事、監事7名で毎月第2木曜日20時からZoomを使ったオンライン役員会を開催し、当協会のより活発な活動を目指して運営にあたっております。

コロナ禍等でしばらく活動にも人数制限など制御がかかってはおりましたが、今年は少しずつ通常にもどしていきます。それには、会員の皆様の忌憚のないご意見、ご要望、そして積極的な行事の参加が不可欠となります。また役員一同の励みになりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

JEFA役員一同

◆◆◇ 活動報告:2022年度第4回セミナー開催    

 

今年度前期はバルトの国を知ろうシリーズでリトアニア、ラトビア、エストニアを取り上げましたが、第4回はさらにエストニアから一番近いフィンランドを探求することとし、フィンランド大使館の広報部にお願いしたところ、講師にプロジェクトコーディネーター堀内都喜子さんが講師を引き受けてくださることとなりました。

堀内さんはフィンランドのユバスキュラ大学に留学された経験をお持ちで、ユバスキュラ(人口9万人)は、WRCラリーの街で、TOYOTAの拠点もあるというお話から講義が始まりました。

 

エストニアとフィンランドは同じフィン・ウゴル語系民族であることは皆さんご承知のことと思いますが、フィンランド語とエストニア語は似て非なる言葉もあるとのことで、そんな紹介もありました。フィンランド語でエストニアのことはViroといい、エストニア人はVirolainenとのこと、だいぶ違いますね。でも、言語が近いということで、エストニアの大学で教育を受けてフィンランドに戻って職業に就くというケースも増えていて、フィンランド人向けのクラスもあるとか、その他、作家、音楽家、政治家などエストニアと密接な関係のある人々が多くいること、また最近のロシアとの関係などを歯切れの良い言葉でお話しくださいました。

 

幸福度No.1であるフィンランドがクリーンな国であるということは、官民、民民間が信頼で成り立っている国で、福祉政策として誰一人取り残さないという信念の基づいているからだということが印象的でした。

 

セミナー終了後は近くのベトナム料理店で講師を囲んでさらに談笑し楽しく交流を深めました。

◆◆◇ 活動報告:くにたち映画祭で「歌う革命」上映

 

12月3日、東京都の国立市で開催されたくにたち映画祭で、1980年代末に起こり、1991年の独立回復の原動力となった「The Singing Revolution(歌う革命)」のドキュメンタリー映画が上映されました。

 

2回の上映の間にトークショーとして当協会顧問の松村一登氏と会員の大中真氏に、「歌う革命」の時代背景やエストニアの人々が祖国への想いを込めた数々の歌の言葉に込められた意味などを解説していただきました。

 

また、役員、会員の皆さんに協力していただき、エストニア料理のランチボックス提供や雑貨販売、日本で出版されている書籍紹介など、会場いっぱいの来場者にエストニアを感じていただく1日となりました。協力していただいた皆様、ありがとうございました。

 

映画、トークショーの反響は大きく、鑑賞後のアンケートに熱心に記入している来場者が多くありました。以下回答の一例です。

 

・エストニアのことは全然知らなくて。講演のお話できいても、本当に大変なことを体験した国で、きいていると大変だったことを少し知ってびっくりした。

・2019年の時のDVDの今のエストニアの像と歌とよかった です。映画が見れてよかった。スゴかった。エストニアの音楽、力強いですね

・映画は圧倒的、講演は短かった。Estoniaへの関心が高まった。

・その背景については講師のお話でより深まりましたが、歌うことで民衆が互いに一つになれること、ソ連の厳しい監視のもとでも、音楽の力で乗り越えた事実が心に残ります。この映画の題名には、想像を超えた重みがあるのですね。

◆◆◇ 活動報告:第5回エストニア文化セミナー開催

 

12月11日、今年度第5回セミナーとして毎年恒例の、エストニア料理講習とクリスマスパーティが新宿区曙橋のレンタルキッチンで開催されました。今回の料理の講師は、エストニア大使館の秘書のアリキヴィ春代さん。お嬢さんも参加して、お手伝いしてくれました。

 

今年挑戦したメニューは

Klassikalised singirullid チーズハムロール

Täidetud munad, klassikalised クラシカル飾りゆで卵

Karulaugu-juustutäidisega seasisefilee 豚ヒレ肉のチーズフィリング

Verivorst ブラッドソーセージ

Hapukapsas ザワークラウト

Kirju Koer まだら犬チョコ

Kohvivaht コーヒーのムース

 

これにエストニア大使夫人のお手製ケーキとエストニアのクリスマスにかかせないというミカンが加わって、パーフェクトなクリスマス料理でテーブルがいっぱいになりました。

 

第2部はさらに参加者が増えてパーティの始まり。

キャンドルに火が灯り、吉野会長挨拶、レイナルト大使挨拶に続き長谷川顧問による乾杯の音頭で「Terviseks!」

お手製の料理に舌鼓を打ちながらエストニアを語るひとときを参加者の皆さん(25名)に楽しんでいただきました。

 

最後には大使夫人によるエストニア語発音指導の後、エストニア語でクリスマスソングの「もみの木・Oh, Kuusepuu」に挑戦、さらに会長によるドイツ語での独唱と日本語の全員合唱。最後は、小玉ウーラさんによる一本締めで「シャン!」で2022年の活動を納めました。

 

一つ残念だったことは、会場の様子をオンラインでご覧いただいていたのですが、会場のWiFiが弱くてスムーズに配信できず、オンラインで参加していた皆様(4名)に十分な映像の提供ができなかった事でした。次回への対策課題として残りました。今後セミナーは遠隔地の会員の皆様やし時間に出席できない皆様のために、極力会場とオンラインを併用するハイブリッド形式で行いたいと思っておりますが、快適な配信を提供できるよう、担当者も精進して参ります。

◆◆◇ お知らせ:JEFAホームページの活用 

普段当協会のホームページを利用していただけていますか?あまり利用していないという方が、もしかしたら大半かもしれませんね。事務局の情報更新不足であることは否めません。より内容を充実させ、活動の様子を外部にも伝えられるように、順次次の点を改善してまいります。

 

1. 協会のアカウントがあるFacebook、Twitter、Instagramの3つのSNSをホームページに同期させる。

  これによりSNSに情報を掲載すると同時にホームページのトップページでそれを見る事ができます。

2. ABOUTのページに「新着TAMM通信」のコラムを追加しTAMM通信を1回分入れていく。

  次のTAMMができた時に、前回のはMember’s Roomの「TAMM通信アーカイブ」にpdf形式で搭載する。

3. 「TAMMひろば」のコラムをABOUTのページに新設。会員が発信するエストニア情報などを掲載する。

4. 現在Member’s Roomにのみ掲載している、当協会の活動履歴を外部ビジターにもみていただけるよう、

   HISTORYのページに掲載する。

  ただし、写真は現状のとおりID、PWの必要な会員専用ページのみに掲載する。

5. イベント案内などホームページを更新した時はSNS上でも告知し、ホームページに誘導する。

 

以上が今年の運営上の目標です。

 

引き続きエストニア体験の情報提供など、皆様のご支援をお願いいたします。また、こちらからお声がけさせていただきますので、外部の方に読んでもらうことを前提に、可能な範囲で皆様とエストニアの関係などのエピソードなどもお聞かせください。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

最近発刊されたエストニア関連の記事登載の雑誌、2冊紹介。

◆◆◇ トピックス:ひらがなTimesに大使夫人のエストニア紹介掲載さる 

 

日本語を学ぶ外国人向けの言語雑誌、ひらがなTimes今月号にカイレ・ユルゲンソンエストニア大使夫人の「青と黒と白に学ぶエストニア」と題するインタビュー記事が掲載されています。

 

https://hiraganatimes.com/info/january-2023-issue-is-now-on-sale

 

Amazonその他でも購入できます。800円。

 

記事にはエストニアの紹介が書かれていますが、中でも「デジタル化は、目的ではなく手段です。情報技術は人を怠惰にするものではなく、生きる上で大切な、対面でのコミュニケーションの時間を増やすためのものだと私たちは考えています」の言葉が心に響きました。

◆◆◇ トピックス:エストニア情報誌紹介

 

一般には知られていないエストニアの魅力を広めることを目的とした、同人誌、『JPEEエストニア・アンソロジー』Vol.3が販売されています。「エストニア」をテーマに様々な個人のお話・経験談や体験談、興味関心などについて自由に表現してもらう同人アンソロジーとのことです。

当協会会員の方も投稿しています。皆さんもいかがですか?

電子版と印刷版とあります。

 

お買い求めは

https://www.roua12tnt.com/jpee-2022?fbclid=IwAR1yhIWJniOYT7rkfnzh3qk-BQAR3n5BDO4XJp1MecRztaKN78ZSyIP9flw

 

 

創立30周年を迎えた当協会の軌跡を辿るストーリーシリーズです。

◆◆◇ JEFA30年の軌跡 4  2006-2007

 

 

タリン市旧市街にある日本国大使館正面玄関脇に根付いた桜の木下に日本・エストニア友好協会からの友好の桜であることを刻んだ記念碑があることを見た事があるかもしれませんね。それは、2006年4月に岡田洋一事務局長(当時)夫妻とご子息がタリンにプレート持参し、清水トシ子代理大使(当時)に手渡したものです。プレートには、日本語とエストニア語で下記のように刻まれています。

 

    友好の桜

 ここに植えられた桜の木は、

  日本から友好を記念し、

1999年5月にエストニアへ贈られた

200本のエゾヤマザクラの一部です。

  桜の木の生長とともに

 日本とエストニアの友好の輪が

 さらに広がることを願っています。

  日本エストニア友好協会

 

プレートは大使館が入っている建物の所有者のご懇意で、即刻石に貼り付けられ、5月16日岡田事務局長の帰国ぎりぎりの時間を押して「桜プレート設置セレモニー」が、大使館、タリン市、エストニア日本協会等々関係者により挙行され、観光客が見えるように現在の位置に設置されました。当協会最大のプロジェクトでしたが、いまだに大きな成果を残しています。この大蝦夷山桜は毎年大輪の花を咲かせ、タリンの人々の目を楽しませています。

 

2006年夏にはエストニアの代表する舞踊団Sõprusが来日、東京、釧路市、佐久市で軽やかな民族舞踊を披露してくれました。また、タリンからロシア、韓国、福岡を経由して日本を縦断、根室の岬までヒッチハイクでやって来たという女性カリナさんが偶然釧路でエストニアファン(日本・エストニア友好協会本部)と出会うという、嬉しいハプニングがあったのもこの年でした。

 

翌2007年4月にはタリンでロシア系若者の暴動が起こり、サイバーテロが起こりました。その直後5月には平成天皇皇后両陛下(現上皇上皇后陛下)がエストニアをご訪問され、日本ファンがぐんと増えました。しかし7月、釧路の日本・エストニア友好協会では、肝心要だった岡田シーリエさんが亡くなられ、転機を迎えました。                                       次号につづく