2003.6.24

2003年6月23日 ヨーロッパで活躍中のエストニアの作曲家で音楽プロデューサーのPeeter Vahi(ペーテル・ヴァヒ)さん(48)が奥さんのTiina(ティーナ)さん(45)と娘のKasalin(キャサリン)さん(20)と一緒に釧路を訪れた。

彼の作曲した作品が6月19日、20日の2日間東京サントリーホールで日本フィルオーケストラによって演奏されるのを機に招待され来日した。

日本との出会いは、3年前日本エストニア友好協会が後援したエストニアでの「鯉沼廣行さんの篠笛コンサート」に篠笛のための楽曲を提供したことから始まった。また、奥様のTiinaさんは以前からアジアに造詣が深く「The Art of Asia]という本の著者であり写真家でもあり既に70カ国を訪問している。また、アイヌ文化、特に音楽に興味を持ち、今回は日本エストニア友好協会の招きで釧路を訪れた。

23日には伊東釧路市長を表敬訪問し、阿寒湖畔でアイヌ部落を訪れ音楽、踊りを鑑賞し翌日、屈斜路湖畔でアイヌ文化と触れ合った。

24日に日本エストニア友好協会のメンバーと会って懇親会を行った。、その席の話で、2003年7月エストニアで開催される世界民俗音楽フェスティバルの音楽、芸術をVahiさんと奥様のTiinaさんがプロデュースするとのこと。

2005年にはエストニアの屈指の男性合唱団「RUN」とハンドベルアンサンブル総勢70名が来日し東京、京都で公演が決まっており、是非北海道公演も考えて欲しいとの提案がなされ、

中村会長から「実施する方向で前向きに検討する」との発言がなされた。
日本エストニア友好協会も設立10周年の記念事業として取り組むことになる。

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