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くにたち映画祭でドキュメンタリー映画「歌う革命」上映とトークショー開催さる

会場いっぱいの視聴者にエストニアの感動を

 

2014年の歌の祭典をモチーフに、1980年代後半に起こった旧ソ連からの独立回復に向けて実際に起こった革命的運動のドキュメンタリー映画「The Singing Revolution」(James Tusty監督)に当協会で日本語字幕をつけた「歌う革命」を、2022年12月3日、東京都国立市で開催された「くにたち映画祭」上映しました。これは同市に居住している当協会理事の発案で実現したもので、さらに当協会顧問松村一登氏(元東京大学教授・言語学者)と会員大中真氏(桜美林大学リベラルアーツ学群教授)によるトークショーを企画。

 

まずは曽根原千夏理事によりエストニアの概要をプレゼンし、松村氏にはエストニア人の祖国を思う歌の数々から得られるエピソード、大中氏には「歌う革命」の背景を解説していただきました。

 

コロナがまだ気になる時期でしたが、会場は大入り満員。ロシアによる不条理なウクライナ侵攻を目の当たりにした今だからこそ、1940年から1991年にエストニア(のみならず、バルトなど)で起こった事への理解が深まり、関心を呼んだものと思います。視聴後のアンケートに熱心に感想を書いている人たちが印象に残りました。

 

当日はエストニアを1日楽しんでいただこうということで、エストニアンランチボックス(ライ麦パンにビーツとニシンのポテトサラダ・ザワークラウト・マスタードポーク・ペイプシ湖ししゃものスープ・チョコ菓子キリュコエル付き)と雑貨販売も実施。テーブルには日本で出版されている本・雑誌の数々を並べてみました。来場者の皆様にはおおむね好評だったと思います。