去る7月に逝去なされた東京支部(当時)監事故山本英二氏を悼み、エストニア友好協会主催による偲ぶ会が執り行われました。
本部総会日程とご葬儀が重なり、協会役員のほとんどが出席出来なかったため、四十九日にあたる9月4日に、タリンから偲ぶ会出席のために来日したヘイッキ・ヴァラステ氏(エストニア・日本協会会長)や留学中のアンニ・カゴヴェレさんなど、生前親交の深かった人々が集まり、ご冥福をお祈りしました。吉野会長、ヴァラステ氏の弔辞、献花に続き、山本夫妻にとって懐かしいタリンの街並の映像をバックに、吉岡裕子さん、秋場敬浩さんによるウルマス・シサスク作品のピアノ献奏が行われました。
船舶会社定年退職後、1996年より2年半、タリン市ヤルヴェオッツァ高校で日本語教師として日本語教育の普及に尽力された故人は、夫人と共に日本語だけでなく日本の文化を伝える事に、また帰国後は留学生支援に力を注いで来られました。エストニアに情熱を傾けられた故人を慕うかつての留学生や親しくして来られた日本協会会員からもお悔やみのメールや手紙が多く寄せられました。
春、5月になるとタリン市内、ヤルヴェオッツァ高校、タルト大学などで美しく花を咲かせて市民の目を楽しませている"さくら"の寄贈も故山本英二氏の発案で始まったものです。エストニアと日本の交流を大切にして来られた故人の遺志を引き継ぎ、協会の発展に尽くしたいと思います。
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