EUフィルムデーズにLotte登場!
Leiutajateküla Lotte

   発明村のロッテ


   日本語ライブ吹き替え大成功!

 ヨーロッパ映画の多彩さと質の高さを紹介するユニークな映画祭、EUフィルムズデーは年々観客数を延ばしてきていますが、 今年も5月25日から1カ月間、東京京橋の近代国立美術館フィルムセンターで行われました。
エストニアからはお知らせしたように ヨーロッパでも人気のLotteの第2作目「発明村のロッテ」。6月10日と15日の二日間ライブ吹き替えの形で行われました。

しかし、ライブ吹き替えに至る道は生易しいものではありませんでした!

2011年秋にバルト三国記念週間でラピュタ阿佐ヶ谷で上映された「発明村のロッテ」を、 エストニア大使館がEUフィルムズデー参加作品として採用決定したのが、同年年末。年が明けて、できたら日本語でという依頼に、 早速「歌う革命」の字幕制作で協力してもらった伊藤聡さん(会員)にタイムコードを付けてもらって、翻訳を開始しました。

数週間後、翻訳が完成し、字幕に入れようかというところでEU代表委員会より、 子供向け作品なので吹き替えにならないか、と依頼があったと大使館から知らされ、検討開始。

字幕とアテレコでは言葉の制約が違うので、翻訳の手直し、音楽・効果音などの別素材入手、放送システム方式変換などが必要となり、 間に合うかと少々慌て気味。

そして、声優探し開始。しかし当てが無い・・・・。予算が少ない・・・・。

しかも! 当時手元にあったのはデジタル映像。
デジタル映像なら字幕入れも録音も最悪手作りで極力少ない予算で、無理すれば出来るはず、という前提で 作業を始めていた我々、大使館の頭をガツンと打ちのめされた事が発生。

実は国立美術館フィルムセンターは36mmフィルムの映画のみ 上映可能とのこと。デジタルを映写する機械はないのだそうな。

いろいろ調べたところ、36mmフィルムに字幕を入れるのも吹き替えを入れるにも、予算の30倍ものお金がかかる事が判明。 エストニア本国でやる事も検討したところ、同じ。さすがに頭を抱えてしまいました。

一方声優さん探しも壁にぶち当たっていました。映像専門の方ならと、ラピュタ阿佐ヶ谷さんに相談。
著名なアニメ監督さんを御紹介頂くも、多忙のため当日の監督が出来ないとのことでしたが、ツイッターに書いてみましょうというご親切な言葉を頂き、 ありがたく声優さんの申し出を待つことに。

反応あり。

翌日からぞくぞく申し込みが入り始めましたが、それに丁寧に出演条件を書いて その返事をまた待つことに。しかし・・・だれ一人として本格的に申し込んでくる声優さんはいませんでした。

最後の手段。伊藤さんの会社関係所属のタレントさんにて、当日映像を見ながらライブでやる!
これしかない!本番まであと一カ月に迫っていました。

そこから、セリフ修正、台本作り、セリフ合わせ指導、伊藤さんがすべて力を尽くしてくれました。

映像を見ながらの稽古は2回かぎり、しかも74分と長丁場。声が持つか、体力が持つか心配されましたが、 シンガーのyumicoさんと俳優の高星美輝さん、二人は熱心に練習を重ね、みるみる上達。

6月の本番には、大勢の観客の前でりっぱに役目を果たしてくれました!
大スクリーン下、下手に準備された演台にペンライト程の小さなライトとマイク。真っ暗な中でスクリーンと 台本を見ながらの緊張するライブ吹き替え、しかも一人約10役。でも、音楽が始まりしばらくすると、ライブでやっている違和感もなく、映像と声が一体となり、観客ものめり込 んでいく様子が見て取れました。

拍手をもらえると思ってなかったので感動したと、二人は感想を述べてくれました。

6月10日にはタサ大使が、15日には大使館アタシェ、ルウィットゥ・モルテルさんが来場、 二人の声優さんを労いました。

爽やかな、気持ちのいい若いお二人でした。ありがとう!それぞれの道でますますの活躍を期待しています!
そして伊藤さん、お疲れさまでした!


左から 鎌田MKDoffice代表 伊藤さん 高星さん yumicoさん



   エストニア・ラトビアで人気キャラ・ロッテが
  蜂のススムに出会って日本へやってくる!


 恒例のEUフィルムデーズが5月25日から始まります。
今年のエストニアはアニメで参加。
Lotteは本国で人気ある犬の女の子のキャラクターの名前。ガム会社の宣伝ではありません。大人も子供も大好き。 その証拠に下の写真のようなキャラクター商品も販売されています。これまで長編アニメ映画は3本上映されていて、 今回の作品はその2本目、なぜか日本が出てきます。ロッテと共に映画も日本に上陸しました。

ロッテの住んでいる村はみんな発明が大好き。毎年行われる発明コンクールを楽しみにしています。
海で遊んでいたロッテとブルーノは本を発見、中から出てきたのは蜂のススム。
そこから村中柔道ブームに・・・と展開していきます。

時代背景を現す歌や言葉も出てきたり、隅々まで良く観ていると意外な面白さを発見できますよ。
エストニアに感心ある人には見逃せない映画です!

発明村のロッテ上映日時

  日時:  2012年06月10日 (日) 16:00〜
       2012年06月15日 (金) 15:00〜
  会場:  東京近代国立美術館フィルムセンター    MAP

EUフィルムデーズの詳細はこちらから。



 2011年9月、Lotteの生みの親、Heiki Ernits氏のスタジオ、Joonisfilm を訪ねました。 

           
      ヨーニスフィルムに近いバス停        ヨーニスフィルムスタジオ(茶色の建物)

         
     世界中のアニメコンクールでで受賞したトロフィー    ロッテのキャラクター商品が陳列してあった

      
          作者Heiki Ernits氏             作業デスクの前には動作のサンプルが一杯

       
         案内してくれたウロ・ピッコフ氏             イラストレーター作業中

       
           背景作成中                   壁にはロッテたちの背比べ表が