TAMM N0.15 2007.6

日本・エストニア友好協会
平成19年度(第16回)定時総会

2007年6月17日 七人の小人


釧路にもようやく夏の始まりのような日々がやってきた6月の17日(父の日)少々遅れてしまった日本エストニア友好協会の定時総会が例年のごとく七人の小人で開催された。東京支部から荒井事務局長、札幌からは吉田支部長が出席した。岡田事務局長はロシアから戻るのが今日の夜遅くなるということで、出席できなかったが、事務局長作成のカラー版総会資料が事務局長の熱い思いを物語っていた。
中村会長の挨拶に続き、永井事務局次長の司会で議事が進行、中井会員が議長となり、永井事務局次長の事業報告、決算報告がなされた。


中井監事より監査報告がなされ、続いて19年度の活動方針案、19年度予算案がなされました。また、今回は役員改選の時期でしたが、役員は現行に引き続くことになりました。もう2年間の会長を務めることになった中村会長より、これからの2年間は、最後の集大成になるつもりで皆さんと一緒にやっていきたい、できれば、この任期の間に現在出席されている方々と是非もう一度エストニアを訪れてみたい、今後ともよろしくお願いしますという挨拶があった。次に、東京支部の荒井事務局長から東京支部の報告がなされた。


      東京での活発な活動報告を行う
      東京支部荒井事務局長 





山田和弘顧問による乾杯で懇親会に入る

シーリエさんが元気に早く戻ってくるように、沈み勝ちな中村会長も元気になるように、釧路の皆さん、さらには、東京支部、札幌支部も応援よろしく。

テルヴィセクス!
山田和弘顧問の乾杯で懇親会が始まり。宴もたけなわの頃、木原会員から把瑠都報告、それと、昨年のトピックでもあった、旅の人カリナの報告がなされた。そして次にいよいよ今回のメインイベントが始まった。
宴もたけなわ、参加者もそろそろアルコールの度合いも上がった頃、林田会員が挨拶「1993年にエストニアの民族アンサンブルトルピルが来釧して公演を行った折、リーダーのヨハネス・タウルから自分が演奏していたヴァイオリンが私に贈られた。それは素晴らしいもので、温度湿度管理して大切に保管していたが、これも、ヨハセス・タウルの作曲による曲が協会歌になり、ことあるごとに歌われていることを見るにつけ、これは一つヨハセスのヴァイオリンでの伴奏をと考え、以前から一生懸命練習してきた、会長に聴いてもらったところいけるということで、今回は皆さんの歌声と共に演奏してみたい」ということでさっそく「森の中の小さな家」を歌うことになった。
      「森の中の小さな家」
作曲----------ヨハネス・タウル
作詞----------鹿内 直
ヴァイオリン----林田定昭
合唱------日本エストニア友好協会老若男女
        混声合唱のあつまり
最初は、釧路合唱連盟に所属している、石田さんと、中井さんがヴァイオリンの演奏に合わせて歌いあげる、その後、皆が加わって、会場全体で森の中の小さな家が歌われた。

美しいヴァイオリンの音色に酔いながら、目をつむるとあの南エストニアの森の中で行われたトルピルの演奏を思い出す。

 ヨハネスが乗り移って見事な音色を出す林田氏とにこやかに熱唱する石田氏と中井さん
最後に、吉田札幌支部長の乾杯で懇親の一時が終了し、参集した会員は霧の釧路の街に散っていった。皆様ご苦労様でした。
平成18年度一般会計収支予算
(収入の部)
項 目 予算額 前年度予算額 増 減 摘 要
年会費 104,000 104,000 0
個人会員
法人会員
84,000
20,000
84,000
20,000
0
0
繰越金 446,179 503,342 -57,163
収入合計 550,179 607,342 -57,163
(支出の部)
項 目 予算額 前年度予算額 増 減 摘 要
会議費 20,000 20,000 0
事務費 30,000 30,000 0
通信費 150,000 150,000 0
出張費 50,000 50,000 0
事業費 100,000 100,000 0
予備費 187,179 304,671 -117,492
北方圏会費 13,000 13,000 0 北方圏「わっと」
支出合計 550,179 667,671 -117,492
当期収支差額 0 0 0
次期繰越収支差額 0 0 0

平成17年度事業報告
2006年
6月7日 第38回理事会(エストニア民族アンサンブル釧路公演承認) 於)ホテル山水
6月23日 第39回理事会(釧路公演について)於)ホテル山水
7月3日 第40回理事会(釧路公演・把瑠都関応援団結成について)於)ホテル山水
7月7日 第41回理事会(釧路公演について)於)ホテル山水
7/8-7/10 エストニア民族アンサンブル「スイプルス」釧路公演
7月19日 第42回理事会(釧路公演中間報告)於)ホテル山水
7月24日 「TAMM短信」発行 会員へ郵送
10月13日 「把瑠都関私設応援団」設立総会 於)釧路全日空ホテル
10月23日 第43回理事会(釧路公演最終報告)於)ホテル山水
12月8日 クリスマスカード・年賀状発送
2007年
2月26日 駐日エストニア共和国大使来釧 (理事との懇談)
5月18日 第44回理事会(総会について)於)ホテル山水
6月17日 19年度定時総会 於)七人の小人
平成18年度事業方針
1.在日本エストニア大使館との連携を図る。
2.日本とエストニアとの友好のための事業。(カレンダー・クリスマスカード送付他)
3.在日・来日エストニア人との交流を図る。特に、把瑠都関への(との)支援・交流を図る。
4.機関紙(TAMM)の発行ならびにホームページの運営
5.釧路市の国際交流団体との情報交換、連携を図る。
6.東京・札幌支部との連携を図る。
7.会員相互の親睦を図る。
8.桜基金事業の継続化。

エストニア民族アンサンブル「スイプルス」釧路公演
収支決算書
(収入の部)
科 目 決算額
内容説明
釧路まちづくり補助金 300,000
参加料 360,000 @1,500×240
北海道助成金 600,000
自己資金 320,196 寄付金、協賛金等
雑収入 92,964 グッズ売上、交流会会費、その他
合   計 1,673,160
(支出の部)
科 目 決算額
内容説明
交通費 1,108,840 20名(1,038,840円、キャンセル料1名分含む)
東京/釧路/東京               「トップツアー」
バス貸切料3日間(70,000円)      くしろバス
宿泊費 160,000 @4,000円×20名×2泊            ホテル山水
食料費 275,955
印刷費 69,100 チラシ・チケット(35,700円)  藤田印刷
展示パネル2枚(8,400円)  藤田印刷
参加者用チラシ300枚(26,000円) ユーラシア貿易センター
会場費 54,170 会場使用料(10,320円)   まなぼっと
会場装飾(28,350円)     しまや染色
看板(10,500円)    スペース アド デザイン セキ
花代(5,000円)        さくらい生花店   
事務費 5,095 振込料2件(1,155円)
借用コントラバス保険料(940円) くしろ保険プラス
借用コントラバスお礼(3,000円) ぷちどーる
合  計 1,673,160



釧路新聞に定時総会の模様が掲載される
2007年6月20日版 釧路新聞 記事担当 伊東義晃