1991年、エストニアの大学で唯一の民族音楽専攻コースをもつヴィリャンディ文化大学出身のミュージシャンが結成した民族音楽グループ。


彼らの演奏はテレビ、ラジオでも広く紹介され、その人気の高さはエストニア国内はもとより、スウェーデンのファルン民族音楽フェスティバルやノルウェーのテレマークフェスティバルへの参加をはじめドイツ、ベルギー、ハンガリー、スペイン等でコンサートを開催していることをみても明か。演奏する作品は、エストニア国内の民族音楽が中心だが、その曲目は彼らのアレンジによるものである。楽器はアコーディオン、コントラバスといった一般的なものからバグパイプ、コンサティーナ、6弦ツィターなどの大変古いエストニア民族楽器も使用している。


1993年、グループのメンバーが創始者となり、ヤングフォークミュージシャン協会を設立。若者に民族音楽を広めることを目的にセミナー、講座、フェスティバル、トレーニングキャンプなどを毎年実施。エストニア中の若者に人気を博している。 1996年秋、民族音楽グループ「ALLE−AA」としては初のCDアルバムをリリースした。